[活動報告]「第2回あきた吹奏楽の日~大いなる秋田 定期公演~」に参加しました

12月27日(金)、あきた芸術劇場ミルハス大ホールにて「第2回あきた吹奏楽の日~大いなる秋田 定期公演~」が開催され、本校吹奏楽部員は高校生選抜バンド約50名の中の一員として合奏に参加しました。前回よりも30人多い約360人の大合唱により、会場全体が歌詞にあふれる郷土の誇りに酔いました。
「大いなる秋田」は正式名称を「合唱とブラスのための楽曲 大いなる秋田」と言い、1968年に秋田県からの依頼で明治百年記念事業の1つとして作曲家の石井歓氏によって作曲された楽曲です。
当初は管弦楽と混声合唱による演奏が想定された楽曲でしたが、当時から秋田県での吹奏楽活動が盛んであったことから吹奏楽と混声合唱による演奏に改められています。
また当時の小畑勇二郎秋田県知事の要望により、第3楽章に成田為三作曲による「秋田県民歌」が挿入されています。
1968年11月10日に秋田県立体育館で初演されたのですが、その後長きにわたり秋田県民に親しまれている雄大な曲です。
※写真はリハーサルの様子です。

部長 佐々木ひいなさんのコメント
「今回、高校生選抜バンドとして秋田県を代表する曲である『大いなる秋田』を演奏できたことをとても誇りに思います。
他校の方々と1つの曲を創り上げるということはとても貴重な経験でした。合同練習を重ねていく中で出てきた課題を協力して解決したり、曲がどんどん仕上がっていく過程を喜びあったり、みんなで同じ時間を共有できたことが私たちにとって一番心に残った思い出です。
本番は合唱と吹奏楽が共鳴し、秋田県が一体となった感覚がしてとても心が震えました。今回の演奏会を通して改めて音楽の素晴らしさを実感しました。
これからも秋田県の音楽を盛り上げていけるように尽力していきます。」